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2017年7月 8日 (土)

一期一会の唄

気づけば既に1年の半分が終わっている。時の移ろいは記憶を否応無く過去に押しやり、思いがけない出会いを作ってくれるようです。6月に聴いた素敵なライブの報告をしようと思い昨日は結構克明に書いたのですが、何故か途中でパソコンが固まってその時のレポートは見事に消えてしまいました。

同じ事を書いても仕方が無いので6月に聴いたライブの中で特に印象に残った唄をピックアップして報告する事にします。

Dear Blues Live At Swing (6月13日): Dear Blues がトリオで演奏するのを聴くのは5年ぶり位、美弥さんの話だと今回の Swing では初めてだったとか。このトリオが素敵なのはJazzの楽しさを存分に堪能させてくれること。普段ニコニコ楽しそうにピアノを弾いている美弥さんの表情が一瞬険しくなり、一気にドーダッ!!という凄いスピードで旋律を奏でるのを、ベースの名古路さんとドラムの山下さんがガッチリ受け止めて、キッチリ投げ返すところ。楽しさとカッコ良さが混じったスリルのある演奏に心が躍ります。一番印象に残った曲は Ten Years Gone。 レッド・ツェッペリンのロックの曲ですが、名古路さんがベースにファズをかけて少し音を歪ませて演奏。昔、ガンガンにロックを聴いていた僕の脳裏にこの曲はしっかり刻まれました。

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高澤綾クインテット Live At Star Eyes(6月15日) : 30年来の友人と久しぶりにお酒を飲もう、と選んだのがこの日のライブ。今、名古屋の若手で一番元気のあるピアノトリオにお江戸で活躍中の美女二人(SAXの奈美さんは名古屋出身だし、話を聞くとトランペットの綾さんも名古屋の生まれだとか)が加わった凄く素敵な組合せ。綾さんのオリジナル Bubudyで始まったステージはストレート・アヘッドなJAZZが聴けて大満足なステージとなりました。特に印象に残ったのは平光さんのオリジナル Straight Line で、どこまでも突っ走ろうとするピアノトリオの演奏にしっかりと寄り添いながら、曲調に女性らしいテーストを加えた演奏を聴かせてくれたブラス2人の演奏は素晴らしく「こんな解釈の Straight Lineもあるんだ!」と感心しました。

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今岡友美 Dear Blues Live At Lovely (6月29日): 昔、来日したギターリストの Jim HallさんがFMラジオのインタビューでこんな事を言っていました。「ホールさん、Jazzで大切な事ってなんでしょうか」その答えが「Spontaneous(自発的な)」。この夜のライブは客席のミュージシャンの一体となって、Spontaneousな空間が生まれていたようです。お客様の入りは満席とはいかなかったけれど、音楽を素直に楽しいんでおられる方が多かったようです。ステージはThelonious Monk の Off Miner でスタート。美弥さんのピアノは凄く楽しげ、爽やかメロディーの James に続き今岡さんが登場し、On A Clear Day You Can See Forever を歌うといい感じに客席の空気が緩みます。The Way We Were、My Favorite Things、お店のお客さんの顔が自然にほころびます。僕の隣にはソロモン諸島出身という可愛らしい娘さんとイケメンの青年の若いカップルが小刻みに体を揺らしながら唄を楽しんでいました。God Bless The Child ではベースの名古路さんと今岡さんのスキャットの掛け合いを楽しみました。It's A Sin To A Lie で少しクールダウンした後、Lady Mamalade で盛り上がって前半のステージは終了。

休憩中に今岡さんがやって来て「今日のお客さん凄くイイネ」って笑顔で話しかけてきましたが、客席がミュージシャンの演奏で盛り上がるのと同時にミューシャン自身もお客さんの反応で勇気付けられるようです。

後半は Close To You や Nica's Dream などのスタンダードナンバーが続きましたが、会場の楽しげな空気は続き、アンコールのSince I Fell For Youまで、客席の笑顔は絶えることがありませんでした。

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