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2017年5月21日 (日)

「割烹 つるぎ」の事

三重県の尾鷲市に「割烹 つるぎ」という僕が大好きなお店があって、30年位前から尾鷲に行くときは通っていたのですが、たまたま昨日お店が閉店になった事を知りました。この3年位は尾鷲に行く用事も無く、「気持ちのいいご主人は元気かな」なんて時々思っていたのですが、お店が閉店になったと聞くと非常に寂しい気持ちになります。檜の一枚板の長いカウンタと小部屋が一部屋のお店で、歌舞伎役者みたいに目鼻立ちのしっかりした気持ちのよいご主人ときれいな優しい奥さんの二人で切り盛りされているお店で、地元で獲れた魚をいつも美味しく食べさせて頂いていました。僕が通い始めた頃は小学生だったお子さんたちをお二人で立派に育て、医師として成功した息子さんからは引退して一緒に暮そうと誘われている、なんて話を聞いたのが4年くらい前でした。

ネットで調べると「食べログ」の書込みに2015年4月の記事があったので閉店されたのはこの2年以内なのでしょう。お店では料理に合う全国の辛口の4合瓶の吟醸酒を供えていて、地元の旬のお魚とともに美味しく戴いていました。店の奥に水槽があり魚はお客さんが注文すると水槽から獲って調理するので新鮮そのもの。僕は鱧が大好きでよく「おとし」を作ってもらったのですが、お店の一押しはオコゼだと思います。深海魚ですごくイカツイ顔をしているのですが身は白身の淡白な味わいで、その割には口の中でうまみが広がります。深い所にいるオコゼの方が見た目赤色が鮮やかで、身のプリプリとした食感がたまりません。お刺身を戴いた後、ご主人が頭の部分で煮付けを作ってくれるのですがこれがまた絶品の一品。お酒が止まらなくなります。以前、お店ですごく大きな岩牡蠣があり、焼いてもらっている内に最終電車に乗り遅れた事がありましたが、これも懐かしい思い出です。

海の藍と空の青が一体となる美しい尾鷲は大好きな町です。ご主人と奥さんは今も尾鷲におられるのだろうか、それとも息子さんのところに引っ越したのだろうか、なんて考えながらまた一度尾鷲を訪れたいものだと思っています。

006尾鷲神社の大楠。

011「つるぎ」で戴いたオコゼの煮付け。




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